2014/01/24

IWG week 14 & 15とIWGレウク-フィールドテスレポート02

皆様あけましておめでとうございます。予定よりとても遅くなってしまいましたが、2014年の初アップです。

2013年は大忙しの年となり、ブログやビデオのアップ量がとても少なくなってしまったのが残念に思います。が、ナイフやアウトドア関係での新しい繋がりができたり、新しいことを始めたりと色々実りの多い年となりました。
また、私の作ったナイフを購入、注文してくださった方々、本当にありがとうございました。この出来事は大きく励みになり、昨年だけでなく今年への活力ともなっております。



さて、2014年の記事初めは、昨年末の学校での活動報告と、内容が重なりますのでIWGレウク-フィールドテスレポート02もまとめて一つの記事でアップします。

ウィルダネスガイドの持つ道具といえばやはりナイフ。とても重要な道具ですので、それなりによく理解しておく必要があります。そこでIWGでは「とりあえず一本作ってみよう」というしゅうがありました。ナイフを作ることで、基本的な木、革、金属の加工方法も学びましょう!が目的。

先ずはセオリーから。「ナイフは何からで作られていますか?」の質問・・・はっきり言ってまじまじと考えたこともなっかたです。鋼、木、プラスチック、真鍮、骨、角、革等々様々な材料が使われているわけで、それだけを取ってみてもナイフ作りは興味深いです。
その後なぜ鋼を使うのか?鋼とは何か?等基本的なことを学び各自それぞれのデザイン描き作業に入りました。
私は事前に作りたいものが決まっていたのでそれを作ることに。レウクでの反省点と改善策を早速織り込み、IWGレウクよりも取り回しの良いサイズをデザインです。

鍛造と削り作業が完了した物。

ナイフの作り方としてはそれほど学ぶことはありませんでしたが、鍛造する事に関しては多くを学べました。同じ事をやるにももっと効率よく、そしてベターな結果になるような鎚使い、加熱方法、手早い伸ばし方などなど、実際に見てみないと学べない部分は多いですね。今まではネットの情報が先生でしたのでとても有意義な授業でした。


そして、これが今回完成したもの。IWGプーッコです。




今まで使用してきた大きいサイズの物と基本的同じデザインですが、ブレードの方は大きく異なり、どちらかというと、プーッコに近い姿となっています。


刃>8cm
厚さ>約4mm
ダイヤ型のプロファイルでスカンジ・フラット・グラインド
木>ナナカマド






IWGレウクとプーッコを並べるとこんな感じに違います。プーッコ型にして、ポイントを細くしてあります。切り刃のラインはストレート部が殆ど無いのも今回取り入れた案。コハンスキのサバイバルナイフからアイディアをいただきました。



レウクの方で問題が出たループ。縛り方編み方を代えてテストしてみます。

もう一つ新案。左がレウク、右がプーッコのシース口です。ふちを一部厚く整形しました。サムプッシュというか、柄を握りながら、人差し指などでこ部分を押すと片手で抜きやすくなる様にです。レウクの方は時々両手を使わないと抜きにくいことがあったのでその対策です。




こんなかんじで、今後はレウクとプーッコの2本をフィールドテストていきます。









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