2011/03/24

から揚げと酢漬け

今日の献立はから揚げと酢漬け・・・って、そうじゃない!
から揚げはから揚げでも斧の柄のから揚げ、そして酢漬けは斧の頭。
昨夜、仕上げ削りが終わったので早速柄と斧を仕上げに入りました。
ナイフで削ったでこぼこをさらにナイフで出来るだけ平らに削り、その後仕上げ削りをガラス片で行います。サンドペーパーは使いません。昔ながらの方法で仕上げます。
ガラスを適当な大きさに切り、その角をスクレイパーのように使って柄を滑らかにします。
サンドペーパーよりも早くでずり上がり、質感も違った感じ。ペパーだとつるつるになりすぎるか、ヤスリ傷が出てしまいますが、スクレイパーだと良い感じに仕上がります。

仕上げ削りが終わるや、早速から揚げ(=油浸透)と、酢漬け(=斧の錆取り+黒錆付け)の準備。
酢漬けに使うのは斧の入る容器と、酢1㍑。
容器に斧を入れ、酢を斧が隠れるまで入れて三日三晩放置。
これで赤錆が落ちて、新しく出た鉄肌に黒錆がつきます。途中で定期的に何度か指でこすって赤錆を流し落とすと良いです。

次はから揚げ、用意したのはテレピン油とアマニ油。

これを1:1で混ぜ、暖めます。本当はこれにドブ漬けが良いのだけど、そんなに大量の油も用意できないし、第一斧の柄が入る容器が無い。
そこで、びちゃびちゃに塗りつけた後、ヒートガンで過熱→浸透促進!
低温でアマニ油を深く浸透させるためにテレピン油を混ぜるのですが、やはりある程度は過熱した方が早いです。ある程度染み込んだら、もう一回びちゃびちゃに塗りつけて、今度は過熱せずに一晩放置するとこんな感じに。
ここへ、また同じ工程を後2回くらい施します。


斧の方も一晩漬けた後、浮いてきた錆をふき取り。
結構綺麗になってきました。二日二晩これを繰り返します。

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